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食神・身弱の女

 

女の中で最も誘惑に弱いタイプといえるのがこの型である。

 

食神という星は快楽主義、楽しいことが好きである。

 

つまり楽しくないことには耐えられない。

 

恋人とも会う時はいつも楽しい雰囲気がなければならない。

平和で、安心できて、しかも楽しく過ごせていなければいけない訳だ。

夫婦になっても、何の心配もなく、悩むこともなく、楽しげでいたい。

 

英国の元ダイアナ妃はまさにこのようなタイプである。

 

意外に思うかもしれないが、チャールズ王子は世間では悪者にされているようだが、実はまさしく王様の命なのだ。

人格も高く、我慢強く、厳格で、まじめである。

 

一方、ダイアナは平和な夢を見る女性で、女王様のように振舞わせてくれ、生活の心配もなく、苦労せずにすみ、要するに楽しい思いで過ごさせてくれる男性が好きなのである。

恋人である間は男性もダイアナを楽しませてくれ、夢を見させてくれるであろう

 

しかし、結婚をし、妻となると、毎日がそればかりで過ごせる訳がない。

 

退屈な日々もあるであろうし、忍耐力も求められるだろうし、悲しい思いもするだろうし、ピンチも迎えるだろう。

 

そうなるとこのタイプは我慢が効かないし、もともと理屈っぽいので、いかにも尤もそうな理屈をつけては相手を責める。

 

そしてピンチや試練に弱いので、「どうして私はこんなひどい仕打ちを受けなければならないのか?」などと結局は勝手に悲劇の主人公を演じることになる

 

人格の高いチャールズさんは、無言だ。

 

そんなレベルのことでいちいち反論、弁解していたのでは自分の人格を下げるだけだし、ダイアナが自分自身に気がつくことを願うだけであったに違いない。

 

カミラ夫人と浮気をしていた、というのも真実か疑わしい。

 

ダイアナと結婚する前には付き合いはあったであろうが、結婚後はそれはなかったのではないか。

 

ただ、チャールズは前にカミラと付き合っていたことを告白していたであろう。

 

そして、自分が恋した女性はリッパな人であったことも付け加えていたはずだ。

 

結婚直後のダイアナは、それを聞いても結果として王子様が自分を選んでくれて、愛してくれたのだから、と理解し、幸せを確信できていた。

 

しかし、しだいに相手の人間性がより深く知るようになり、時にはチャールズが彼女のことをバカにするような態度を見せたり、彼女に対して冷たい態度をした、という場面が訪れたりすると、彼女の方は誤解する気持ちが高まり、逆にチャールズの優しさ、人格を否定する態度に出たのだ。

 

元来、チャールズは抑制力が強い人間なので、ただ正直に話しをし、意見を言ったにすぎないとも思われるのだが・・・。

 

つまりダイアナの方が自らくずれてしまった。

 

「私は愛に生きる女性なのだ。あなたは愛が足りない。私が理想の女ではないのね。バカにしないでよ」と。

 

そうなると、食神女は見境も分別もなく、安易な快楽を求めることになる。

 

もともと自分だけの幸せしか考えず、包容力も抑制力も希薄である。

 

本当なら、快楽といっても絵画を楽しむ、音楽(ピアノなど)を楽しむ、学術を楽しむ、といったこともあるはずなのに、「身弱」の食神であるため、粘り、根性、努力、忍耐というものがなく、簡単に快楽を得られる恋遊びを選んでしまう傾向がある。

 

苦労して、努力をしてつかむ幸せ、を選ばないのが食神・身弱の人である。

 

このような星を中心に持つ女性は、ぜひとも平凡で退屈な中でも楽しめる自分を創る、あるいはピンチこそ自分向上のためのチャンスであり、そしていざという時にこそ相手を信じる勇気を持つ、ということを肝に命ずべきだ。

 


 

-----パネル

通変星の名前の由来は、それぞれの通変星が他のどの通変星と出会ったのかによって意味合いが違います。

 

つまり、何と「通じる」ことによって、その通変がどういう作用を発揮するのかというところから出ています。

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今回は通変星の「食神」について考えていきたいと思います。

 

月支元命「食神」というと可愛げ、楽天家」となります。

 

更に道楽、快楽、遊び心の星ですが、身弱の星でもあり、ピンチに弱いです。

 

しかし、同じ月柱の天干の通変、「月柱天干通変」によってもかなり変わります。

 

 

月支元命「食神」の代表的な有名人は

華原朋美さん、浅田舞さん、山口達也さんです

 

尚、後で説明をしますが、山口さんについては他の流派では別の解釈になります。

 

先ず、華原さんの命を見ると

 

月支元命「食神」で月柱天干通変は「食神」です。

 

月柱天干通変は「食神」は

 

楽しい、好きだと思うものには集中力を発揮できる。粘りを必要とする業務などには不向き。

 

処世術は

 

月支元命「食神」-月柱天干通変「食神」→「比肩」

 

運の強さがあり、豪快と繊細、大胆と臆病の2面性を持っている。子供のような行動をする。楽天家。。

 

ということになります。

 

 

浅田さんの命を見ると

 

月支元命「食神」で月柱天干通変「偏官」です

 

月柱天干通変「偏官」は

 

自分の気分、やり方に合わないものは受け付けない。芯が強くやり手。度量が狭い。。

 

月支元命「食神」-月柱天干通変「偏官」→「偏財」

 

かなりの強運の持ち主。本来持っている凶暴性が抑えられて良い方向に。執念深い。

 

 

華原さんと比べると、処世術は月柱天干通変「偏官」の影響で「食神」の円満さの中にも凶暴性、執念深さが垣間見えるかもしれません。。

 

 

山口さんの命を見ると

 

命の3柱が常に方合会局をしていて、地支通変が全て「食神」になっています。

 

※流派によっては方合会局を無視するかもしれません。

 

方合会局がなければ、月支元命「傷官」ですが、一生、方合会局ですので、

 

月支元命「食神」で月柱天干通変「劫財」です

 

月柱天干通変「劫財」は信念が強く個性的。心の内を周囲に見せない。暴走すると止まらない面もある。

 

月支元命「食神」-月柱天干通変「劫財」→「印綬」

 

元々の享楽的、自己本位な姿勢で行動が極端になることがある。人気運はあるが自己本位になりやすい。

 

山口さんは同じ月支元命「食神」の中でも円満さよりも自己中心、享楽的な要素が生き方に出やすいようです。

 

 

(3人の写真並べ)

 

同じ月支元命「食神」でも月柱天干通変によってかなり変わるのがわかります。

 

次に「食神」の「運」について考えてみます。

 

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食神運

成長の時。発展の時。追い風の時。恵まれる時。

財運、引き立て運に恵まれ思った通りに物事が進む。

リスク、ピンチがあっても、自分の判断と相手の話を信じて進んでよい。

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となります。

 

 

命式は貴乃花さんの現在のものです。

 

2024年は年運結果運が「食神」になっています。

 

年運のタブをタップして、年運結果運の詳細を観てみると

 

大運変化運「劫財」-年運変化運「傷官」→「食神」となっています。

 

この年は表面的にはあまり面白くない状況。トラブル、スキャンダルなどがあっても、最終的には利益が得られる。災い転じて福となす。

 

 

「食神」ではありますが、成り立ちに「劫財」があるので少々悩ましいことなると考えられます。

 

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「命」では月支元命と月柱天干通変が一番重要

月支元命がどのような月柱天干通変に出会うということも大事

 

「運」は結果運だけではなく、その成り立ちによっても

意味合いや暗示が変わる。

 

「命」も「運」も単純に1つの要素だけで判断するのでは危険

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次は通変星「傷官」について