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偏官の男

 

「濃い男」「強い男」「ポイズンな男」といった形容がピッタリなのが偏官男。

 

こんな男に会うと、女は何か「危険を感じる」「負ける」「毒に侵される」といった感じを抱く。

一度でも深いつきあいをしてしまうと、もうその毒気からは逃れられない。

 

精力が強いとか弱いという次元ではなく、腹の奥にまで突き刺さるような衝撃と、女の本能がとまらなくなるようなところまでの快感を得る。

 

その味を知ってしまうと、どんなに「つきあってはいけない男」「つきあえば私自身がダメになってしまう」と思っても、体がこの偏官男なしに居られないのだ。

体が求めてしまうのだ。

 

よくヤクザ映画にあるやつである。

 

背中に鮮やかな刺青があり、髭が濃く、眼の鋭いあるいはクセのある男。

 

今でいえば、北村一輝、昔でいえば佐藤慶のようなタイプ。

匂いが濃い、味が濃い、そんなタイプだ。

 

こんな例もある。

 

22歳位の女性だったが、いつもの姿は明るく、華やかで、ふくよかな初々しい美人であったその人が、しばらく顔をみなかったが、ある日久しぶりに見かけたら、今度は黒皮のコートに濃厚で、魅惑的で、薄幸で、退廃的な感じを漂わせてして、暗い感じの風情に変わっていた。

 

まるで別世界の女性に変わっていたのだ。

 

何か幸せ感を感じさせなかった。

 

あまりに気になったので聴いてみたら、ある日なあんとなく偏官男の誘いにのったら、じつに衝撃的に唇を奪われ、あっという間にモノにされてしまっていた。

 

その時は私はつらくて、いやで、憎いとも思ったりしたのだが、あの時の衝撃が忘れられなくて、自分がだめになっていくこともわかっているけど、偏官男の奴隷にされたい気持ちでいっぱいなんです。

 

と泣きながら話してくれた。

 

「ポイズンな男」これが偏官男なのだ。

 

また、女性がこの「偏官」という星をもっていたらこのような男に縁がある。

 

このような経験をすると正規な結婚よりも愛人関係が似合う女ということになる。

 

Youtubeで公開

中心星四柱推命初級

偏官の命と運

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-----パネル

通変星の名前の由来は、それぞれの通変星が他のどの通変星と出会ったのかによって意味合いが違います。

 

つまり、何と「通じる」ことによって、その通変がどういう作用を発揮するのかというところから出ています。

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今回は通変星の「偏官」について考えていきたいと思います。

 

月支元命「偏官」というとキーワードは異端派、革命的となります。

 

更に勇気がある。冷静沈着。大胆。義侠心。偏屈。急進的で争いを好む。親分肌。となります。

 

しかし、同じ月柱の天干の通変、「月柱天干通変」によってもかなり変わります。

 

 

月支元命「偏官」の代表的な有名人は

松本人志さん、大西流星さん、川口春奈さんです

 

 

先ず、松本さんの命を見ると

 

月支元命「偏官」で月柱天干通変は「正官」です。

 

月柱天干通変「正官」は

 

政治的な動き、指導力に優れている。現実的な考え方。話術が上手い。リーダーシップがある。野心がある。

 

処世術は

 

月支元命「偏官」-月柱天干通変「正官」→「劫財」

 

表向きは人当たりが良いが中身は野心家。成功のために研究熱心。必要以上に自分を大きく見せるなど思い上がることは損となる。

 

ということになります。

 

 

大西さんの命を見ると

 

月支元命「偏官」で月柱天干通変「偏財」です

 

月柱天干通変「偏財」は

 

機転が利く。好奇心旺盛。多趣味、遊びや楽しいことが好き。想像力はないが応用力がある。美的、芸術的なものを好む。

 

処世術は

 

月支元命「偏官」-月柱天干通変「偏財」→「偏印」

 

人生を切り拓き、運を掴んでいく力がある。判断力があり、集中力もある。自分以外は信じられないという面もある。

 

ここで大西さんの命を見ると

 

年柱、月柱、日柱の地支通変が全て「偏官」、つまり「偏官大過」になっています。「偏官」を無情に剋す「食神」もありません。

更に命に「印綬」があるので凶暗示となりますが、年運「印綬」に来た時は要注意です。

 

 

川口さんの命を見ると

 

月支元命「偏官」で月柱天干通変「偏官」です。

 

月柱天干通変「偏官」は

 

自分の気分、好み、やり方に合わないものは受け入れない。仕事などは徹底してやり抜くので出世、成功もできる。女性は芯が強く男勝り。度量は狭い。

 

処世術は

 

月支元命「偏官」-月柱天干通変「偏官」→「比肩」

 

相当な力量を持つがなかなか周囲に認められない。型にはまらず自分らしく生きるべき。

 

川口さんも「偏官」だらけの「偏官大過」です。「偏官」を無情に剋す「食神」もないです。

 

「偏官」が中心的な命の女性は「かかあ天下」で「気性が激しく、白黒をはっきりさせたい」ということになります。相手を許すことができずに破局することもあります。

 

(3人の写真並べ)

 

同じ月支元命「偏官」でも月柱天干通変によってかなり変わるのがわかります。また、その周りの通変星によっても変わります。

 

 

次に「偏官」の「運」について考えてみます。

 

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偏官運

全て逆風の時。病気、病死の時。裏目に出る時。身動きとれない時。

典型的な逆境の時。力を入れるとさらに不運を増す。

目先の流れには逆らわないことが大切。

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となります。

 

 

命式は神田正輝さんの2024年のものです。

 

2024年は年運結果運が「偏官」になっています。

 

年運結果運の詳細を観てみると

 

大運変化運「正財」-年運変化運「劫財」→「偏官」となっています。

 

この年は全てに要注意の年。自分の体を壊しやすく、致命的になることもある。周囲とのトラブルもある。

 

運勢ランクは最悪の「D」ではありませんが、その一歩手前の「C」です。

 

このような時は更に月運を見て、要注意な月を鑑定することになります。

 

月運の一覧を見ると

 

2024年12月が月運結果運「偏官」運勢ランク「D」になっています。

 

つまり、この月が一番注意すべきということになります。

 

 

前半の「命」についてもこの「運」についても、命式システムでは自動的に導き出してくれるので、鑑定の時に命式を長時間眺めて悩むことはないです。

 

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「命」では月支元命と月柱天干通変が一番重要

月支元命がどのような月柱天干通変に出会うということも大事

 

「運」は結果運だけではなく、その成り立ちによっても

意味合いや暗示が変わる。

 

「命」も「運」も単純に1つの要素だけで判断するのでは危険

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次は通変星「正官」について